歴史

店内イメージ

上木屋町幾松は、維新の三傑の一人である桂小五郎(のちの木戸孝允)と三本木の芸妓であった幾松(のちの妻 松子)の寓居跡でございます。幕末当時、幾度となく新選組の斬り込みを受けた当屋敷でございますが、今も尚、抜け穴、飛び穴、のぞき穴、つり天井などできる限り当時に近い形で保存いたしております。当時は不意の敵にそなえて幾松の間の天井には750キロほどの大きな石が仕掛けられておりました。

現在は国の登録有形文化財に指定されております。

 

料理イメージ

幾松は、若狭小浜(現在の福井県小浜市)のうまれ 若狭国と京都を結ぶ街道である鯖街道を通り、八歳で京都に出て、そののち三本木で芸妓になりました。桂小五郎とのロマンスは文久の頃から始まったと伝えられております。当時反勢力より、常に命を狙われていた桂小五郎を自らの命をかけ、機転を利かせて護りぬいた幾松の気丈さと愛の深さ、また二人の信頼関係の強さは、維新後の明治時代の人々にも多くの尊敬を集めました。

鰻の寝床と呼ばれる細長い路地を抜けると幕末当時をしのばせる本玄関がお客様をお迎えいたします。


食材イメージ

殺伐とした幕末動乱期に花を咲かせた二人のロマンスは、時を経た現代の私たちにも深い共感を呼ぶあでやかなエピソードです。上木屋町幾松は、この場所に集い激動の時代を演じた維新の志士たちに思いを馳せ、彼らの息吹を肌で感じることのできる数少ない貴重な場所です。特別な方々と至福のひとときをお過ごしください。

鯉の泳ぐ中庭を抜けると、松の大木で作られた渡り廊下が桂小五郎と幾松の過ごした幾松の間へとお客様をお導きします。